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 一般に、コトには、キン(琴)のコトとソウ(箏)のコトがある。琴は絃の勘所を指で押さえて音を変えながら 演奏するのに対し、箏には絃を支えて音程を決める「柱(じ)」があり、あらかじめ調律してから演奏するところが大きな違い。
  雅楽で使われるコトは13 絃の筝で、邦楽の箏に対して 「楽箏(がくそう)」と呼ぶ。 邦楽の箏に比べ、弦も太く、 爪は竹の節の部分で作った細 いものを使う。
 合奏では、琵琶と同じくリ ズムを知らせる役割を担って いる。後年、箏の演奏を特に 聞かせるために考案された残 楽(のこりがく)という演奏 形式が、今日の邦楽の箏曲へ と展開していった。

 もとはペルシャ起源の楽器。シルクロードを経て東方に伝わったものは中国に入って琵琶に発達し、西方に伝わった ものはヨーロッパに入ってギターになった。曲頚で四絃、四つの柱(じゅ・フレット)がある。
 琵琶というと、薩摩琵琶や筑前琵琶などの弾き語りが広く知られているが、これら邦楽の琵琶に対して雅楽に用いられる琵琶は「楽琵琶(がくびわ)」と呼ばれる。
 奏法は、黄楊(つげ)製の撥(ばち)で絃をかき鳴らす。合奏では、主にリズム楽器の役割を果 たす。

 神楽笛とともに日本に古くからある楽器で、「やまとごと」とも呼ばれる。国風歌舞 (くにぶりのうたまい)に使う。
 天宇受売命(あめのうずめのみこと)が天石屋戸(あまのいわやど)の前で舞ったとき、天香弓を6張並べてその弦を 弾いたのが、この楽器の起源と も伝えられている。
 神話はさておいても実際、古墳などの発掘現場からは、 和琴を弾く武人の埴輪や、和琴型の木片などが見つかっており、その古さを物語ってい