|
第七回リード講習会
第七回リード講習会は、受講人数は八名でした。初心者は、三名で、二回目以上が五名でした。
講習内容は、8日は、材料取りから皮むき・和紙をのり付けしてヒシギが出来る状態に葦を準備し、ヒシギをする。二回目以上の方は、手順も分かっており、午後から大分多くヒシギをしておられました。 9日は、削りです。一応全員削る手順は指導しました。午前中にほとんどの人が削りを経験してもらいました。初めての方は、なかなか難しい様子でした。やはり、二回目となると、大分違い、出来上がりもなかなか良いものが出来ていましたし、各自の年相応の柔らかさに削りあげているのには少し驚きました。午後2時には終りました。
全体的な感想ですが、初心者の方は、ナイフの使い方や実際の削りが上手くいかずに、とまどいが見られました。理由は、特にナイフの使い方と研ぎが出来ていないところにあったようです。一応ナイフは研いだのですが、ナイフの使い方が出来ない人が多かったです。 二回目以上の人は、工程も理解され、ナイフの使い方も練習して来られたみたいです。 初めてに方に比べれば、格段の差がありました。
付け加えて、言うなら、 @講習会に来る前に篳篥の練習をしてから、受講してもらいたいです。リードの作製は、演奏技量と比例しますので、一歩でも上手くなればなるほど、より良いリードが出来るはずです。 Aリード本体の作製もさる事ながら、セメの作製が出来るかどうかです。セメは、リードを生かすか殺すかという位重要な役割を持っています。 一般的に、市販しているリードはセメを無理矢理に押し込んで止めているものが、多いです。セメはリードひとつ一つに対して適合したものを作らなければなりません。先に沢山セメを作ってから合わせるのでは無いのです。個々のリードの素材と状態に合わせて、その強さ弱さを上手く調節できるものを作り上げるのです。また、堅いリードを時間をかけて吹き込んでいくと、セメが合わなくなり、新たに作らなければなりません。交換するのです。そうした判断は、演奏技量の向上で次第に分かってきます。 B大きな音を出す条件ですが、太いリードの方が大きな音が出ると、案外勘違いしている人がいます。問題は使っている楽器に適した堅い素材のリードが一番良いのです。基本的に9.5ミリ〜11ミリの太さの範囲なら、適合したセメであれば大体大きな音が出ます。細くとも堅い素材のリードなら大きな音はでるのです。
以上、少し思うところを並べました。
(by きっさん)
|