★天理雅楽各地の動き
 『天理時報』12/22日号から
▼アメリカの教友が 日本語学校で雅楽演奏

 アメリカ在住の教友ら10人が11月23日、サンディエゴ市近郊の日本語学校を訪問し、雅楽を演奏した。
 今回の公演は、同校出身者の親から依頼を受けて実現したもの。
 当日は生徒や保護者、教員ら約200人を前に管絃『越殿楽』『抜頭』、舞楽『八仙』の3曲を被露。興味津々な様子の聴衆からは、曲が終わるたびに割れんばかりの拍手が起こった。
 合間には、雅楽の歴史や楽器紹介なども行い、演奏会後には控え室に質問に訪れる生徒も。グループの代表を務める青木茂道・愛加布教所長は、「思った以上の反響に驚いた。これからも活動を続けていく自信がついた」と。
 同グループのメンバーたちはアメリカ伝道庁での月次祭の奏楽のほか、対外的な依頼演奏にも積極的に取り組んでいる。すでに、ロサンゼルスの日本語学校からも演奏依頼があり、にをいがけの一環として、今後も積極的に活動を進める予定だ。

▼秋のコンサートに出演 舞鶴雅朋会

 舞鶴雅朋会(代表=波多野茂郎・舞鶴支部青年会委員長)は12月1日、舞鶴市政記念館で開かれた「さながら秋のコンサート」(主催=舞鶴市文化事業団の舞鶴プラナーズ21)に出演した。
 同コンサートヘの雅楽の出演は初めてとあって、注目された。

▼大阪・豊能支部雅楽同好会が小学校で演奏

 豊能支部雅楽同好会(代表=三木田道晴・神櫻分教会長)は11月27日、池田市立北豊島小学校で「雅楽鑑賞会」を開いた。同校での演奏は9回目で、市内では5校目。また、小・中・高校生ら約20人が月2回の練習に参加している。
 当日は、同校児童のほか石橋南と神田小学校の6年生を含む約250人の前で演奏。楽器紹介や体験コーナーも行われた。

▼山形楽奏が小学校で演奏

 山形教区青年会が中心となり結成した山形楽奏(安藤正治楽長)は11月20日、天童市立南部小学校で演奏会を行った。昨年に続き、同校から依頼を受けたもの。
 メンバー10人が、5・6年生の児童と教職員など220人の前で『五常楽急』など4曲を演奏。子供たちが実際に楽器を手にする体験学習も行われた。

 ★天理雅楽各地の動き
 『天理時報』12/15日号から
▼ヨーロッパ教友がエールフランス社記念行事で雅楽演奏 

 フランスのシャルル・ド・ゴール空港敷地内にあるエールフランス本社で11月26日、同社の日仏就航50周年記念のイベントが開かれ、ヨーロッパ在住の教友が雅楽演奏を行った。
 この日は、エールフランス社の日仏間を結ぶ第1号機がパリから日本に到着した日で、社内には日仏路線の歴史を振り返るパネルを展示。特設ブースも設置されたほか、お茶や折り紙の実演、琴の演奏などが行われた。
 教友による雅楽演奏では、フランスとドイツ在住の青年会員5人が出演。管絃『越殿楽』と舞楽『蘭陵王』を披露した。
 演奏中には同社のフランス人社員ら数十人が人垣を作る中に、日本人スチュワーデスの姿も。
「雅楽には以前から興味があったが、まさかフランスで接することができるとは」といった驚きの声が寄せられたほか、演奏後には楽人が記念撮影を求められるなど、盛況のうちに幕を閉じた。
 現地青年会では毎月、ヨーロッパ出張所の月次祭で奏楽を務める一方、3年前からはドイツ・ケルン大学にできた雅楽研究会への講師派遣も実施。最近は現地の柔道団体や学校からの依頼もあり、活動の場を広げている。
 なお、現地教友による同社での雅楽公演は28日にも実施され、『越殿楽』のほか舞楽『胡飲酒破』を披露した。

▼防府大で雅楽の総会と小学校で演奏 雅真会

 撫養大教会および分離大教会による親睦団体・真心会(土佐敏太郎会長)で、雅楽に心を寄せる者が集う雅真会(土佐敏太郎会長)の「総会」が11月29日、防府大教会(古川明夫会長)で開催。植田英次、澤田芳春本部准員を迎え、雅真会会長と香川、高松、国名の各大教会長の出席のもと、会員154人が参加した。
 まず、全員で『越殿楽』をお供え演奏。
 防府市内の石田小学校では、3年生から6年生までの児童348人の前で「古典音楽鑑賞会」を開いた。
 学校長のあいさつの後、『越殿楽』『陪臚』、『マイハートウイルゴーオン(映画タイタニックのテーマ曲)』、『石田小学校校歌』などを被露。『迦陵頻急』では衣装を着けた6年生4人の女子による舞が児童たちの目を奪い、『蘭陵王』の舞には感嘆の声を上げていた。

▼中学校で雅楽指導 芦津大雅楽掛

 芦津大教会祭儀部雅楽掛(杉井勉実務担当)は、大阪市立放出中学校から、3年生の選択教科に雅楽を取り入れたいとの要請を受け、今年6月から毎週木曜日の5、6時限目に、部員を講師として派遣。夏休み期間中には、10月中旬の同校文化祭に向けて、数日間、猛練習を行った。
 文化祭当日は、先生と生徒の手作りによる楽服、舞人の服を身にまとい、舞楽『迦陵頻』を披露した。演奏が終わると、会場からひときわ大きな拍手が送られた。

▼雅楽観賞会 雅楽みちのく楽舎

 雅楽みちのく楽舎(代表=岩崎知弘・弘岩木分教会長)は六ヶ所村文化交流プラザ「スワニー」で開かれた、青森県六ヶ所村と同村教育委員会主催による「雅楽鑑賞会」で、同村の小中学生約700人を前に演奏。  同楽舎は、天理大学OBを中心に青森・岩手・秋田の教友が会員。今回は、北海道、滋賀、愛知、山口からも賛助出演があった。
 当日は、『越殿楽』など3曲を演奏。楽器の紹介と、篳篥や龍笛などの楽器を会場の児童、生徒全貝の吹奏体験も行われた。また演奏会は『デーリー東北』『東奥日報』で紹介された。

▼小学校で演奏 小豆島雅楽会

 小豆島雅楽会(代表=中上太亀雄・明濱分教会長)は11月29日、小豆島の土庄小学校で『越殿楽』『荒城の月』を演奏し、舞楽『胡飲酒』を披露した。
 これは、音楽の時間にビデオなどで雅楽について勉強していた子供たちの「ぜひ、生の雅楽を聞きたい」との声から。上田行雄・同小学校校長が河原陽文・鐸姫分教会長後継者の恩師であることから実現した。
 演奏の合間には、子供たちが実際に楽器に触れたり、吹いてみるといった体験も。自分たちの思いが実現し、「とてもうれしいです」と話した。

▼伯太町歳末たすけあい余芸大会で演奏 島根の母里雅楽会

 母里雅楽会(代表=上田宏充・母里分教会長後継者)の11人は12月1日、伯太町の伯太わかさ会館で開かれた「伯太町歳末たすけあい余芸大会」に出演。町民の1割に相当する別人の前で『越殿楽』を披露した。

 ★天理雅楽各地の動き
 『天理時報』12/8日号から
▼11団体277人が参加 天理教音楽研究会「雅楽一手一つ」

 天理教音楽研究会が主催する第28回「雅楽一手一つ」が11月25日、天理市民会館で開催。会場には、古代の音楽を楽しみに、多くの雅楽ファンらが詰め掛けた。
 この公演は、「お道の雅楽を育てよう」をテーマに、教内の雅楽団体が日ごろの研さんの成果を発表する場として開かれているもの。今年は、管内の高校や教区、教会などから計11団体277人が参加した。
 プログラムは、秦野大教会雅楽部の管絃『烏急』で幕開け。続いて、地域で活躍する各団体が熱演を繰り広げた。会場では、優美な音色に合わせて、ひざをたたいて拍子を取る姿も。各団体が演奏を終えるたびに、大きな拍手が送られた。
 中でも、管内4高校雅楽部が合同で奏でた舞楽『太平楽』は、龍笛の高く乾いた音頭の響きに、やがて重なり合う大合奏。そして、その音色に誘われるように4人のきらびやかな舞人が登場し、優雅な舞を披露した。
 最後は、甲賀大教会雅楽部が舞楽『榔花苑』を披露。4人の女子青年が優美に舞い、盛大な拍手の中、演奏会は幕を閉じた。
 聴衆の一人、台湾から帰参した郎慧玲さん(41歳・甲賀台湾布教所教人)は「初めて雅楽を聴いた。優雅な音色がとても良く、感激した」と感想を話した。

▼定期演奏会開く 埼玉の雅楽天神会

 雅楽天神会(代表=大谷喜代治・本原典分教会長)は10月30日、川口市リリアメーンホールで「第17回定期演奏会」(主催=彩の国さいたま芸術文化祭実行委員会など)を開催、舞楽『落蹲』、朗詠『洛陽麗月』、『越殿楽』などを演奏した。
 当日は、900人が来場。小児ガン征圧の募金も行われ、毎日新聞社東京社会事業団へ寄付された。演奏会の模様は、『毎日新聞』やケーブルテレビなどで紹介された。

 ★天理雅楽各地の動き
 『天理時報』12/1日号から
▼芸術文化祭で演奏 北海道・旭川支部雅楽部

 旭川支部雅楽部(代表=内田駒樹・鶯宿分教会長後継者)は11月2日、旭川市民文化会館ホールで開かれた「第2回北海道芸術文化フェスティバル」に、旭川市教育委員会の招請を受けて楽人13人が出演、舞楽『蘭陵王』を披露した。

▼はらや収穫祭で演奏 幅下大雅楽部

 幅下大教会雅楽部(部長=渡辺善治・天治分教会長)は11月10日、掛川市の親水公園で開かれた「はらや収穫祭」の特設ステージで平調『越殿楽』を演奏した。
 乗松勲・薫中遠布教所長の司会で楽器紹介などをした後、日ごろの練習の成果を精いっばい披露した。

 ★天理雅楽各地の動き
 『デーリー東北』11/22日号から
▼雅楽みちのく楽舎が六ヶ所村で児童生徒対象に雅楽観賞会

「雅楽みちのく楽舎」は11月19日、六ヶ所村と村教育委員会の依頼を受けて、児童・生徒対象に雅楽観賞会を開催。その様子は、『東奥日報』『デーリー東北』などに大きく取り上げられました。以下、『デーリー東北』11月22日号から転載します。

「日本古来の優雅な調べ満喫 六ヶ所村で児童生徒対象に雅楽観賞会」
 六ヶ所村と村教育委員会は11月19日、小学校高学年児童と中学生を対象とした雅楽鑑賞会を村文化交流プラザで開き、小・中学生約700人が箏(そう)や篳篥(ひちりき)など8種類の楽器が奏でる日本古来の優雅な調べを満喫した。
 観賞会は宗教儀礼音楽として脈々と受け継がれ、近年は伝統芸術としても脚光を浴びている雅楽の世界に関心を持ってもらう機会として、初めて開いた。演奏者には東北地方を中心に学校などで公演活動を続ける「雅楽みちのく楽舎」(岩崎知弘代表)を招いた。
 同楽舎のメンバーが舞台上で貴族のような装束に身を包み、黒田節などの原曲となっているポピュラーな「越殿楽」など三曲を演奏。篳篥や龍笛(りゅうてき)などの楽器を会場の児童、生徒全員に吹奏体験もさせた。
 菅楽器、打楽器による伴奏で舞を舞う舞楽では宮廷で皇太子を立てる際に演じたとされる「春庭花」などが披露された。
 児童、生徒はなじみが薄いジャンルの音楽に興味津々の様子。
「音がきれいで、いい曲だった」「眠くなりそうだったけど、いい曲だった」「龍笛は授業のリコーダーを吹くより難しかった」などと感想を話していた。

 ★「第5回 篳篥リード作製講習会」
 2002年11月9、10日

 天理教音楽研究会雅楽部による「第5回 篳篥リード作製講習会」が11月9、10日の両日、天理市三島町の同部部室で行われました。講師に吉本喜作部員、講師補佐に須田実部員が当たりました。受講者は5人。前回(6月)に続けて受講された方もおられました。
 講習の内容は、材料の取り方から、下準備、ひしぎ、責め作り、リードの調節まで、リード作りに必要な全工程。今回は各自作業が順調で、初日の午後にはひしぎの行程に入っていました。
※リード作りについてもっと知りたい方は、当サイト「雅楽片々」の吉本講師(きっさん)のレポををご覧ください。「すぐ鳴るリードください 」「篳篥吹きならリードを作ろう!」「良いリード作りができる条件」(最新記事)を順に読まれると参考になります。
※リード講習会は来年も2回ほど行う予定です。

 ★天理雅楽各地の動き
 『天理時報』11/24日号から
▼PTAコンサートで演奏 札幌東雅楽会と札横雅楽同好会

 札幌東支部の札幌東雅楽会(代表=赤羽誠・養樹分教会長)と札幌雅楽同好会(星野良代表)は合同で11月9日、札幌市立丘珠小学校で行われた札幌市東区PTA連合会主催の「地域ふれあいコンサート親と子」に出演。吹雪にもかかわらず集まった約350人の前で演奏を披露した。
 当日は、コンサートの1番手で、『越殿楽』『ふるさと』『豊栄舞』を演奏。『ふるさと』では、赤羽代表がパソコンを駆使してアレンジした伴奏を使用。小学校の音楽教諭は「和楽器との共演に斬新さを感じた」と驚いていた。

 ★天理雅楽各地の動き
 『天理時報』11/17日号から
▼岩手・二戸支部雅楽部が小学枚で演奏

 二戸支部雅楽部(代表=藤田泰平支部長)は10月20日、安代町の五日市小学校の教育祭で演奏した。事前に練習に参加した同校校長が龍笛を吹き、楽器紹介も行った。

▼畝傍分教会雅楽部が小学校で演奏

 畝傍分教会雅楽部(代表=西川謙一郎同分教会長)の15人は10月30日、奈良県橿原市立畝傍北小学校で開催された「教育研修集会」(市教職員組合主催)で演奏と解説を行った。
 邦楽の分科会で小中学校の音楽教師などを前に、約2時間にわたり、演奏と解説を行った。参加者は興味深く聴き入っていた。

▼宮城・みちのく雅萩会がPTA研修会で演奏

 仙台西支部のみちのく雅萩会(代表=太田信實・奥一分教会長)は11月1日、大和町立吉岡中学校・吉岡小学校のPTA合同研修会で「雅楽鑑賞会」を行った。
 雅楽の歴史や各管の説明、練習方法などの講演と演奏が行われた。

▼北海道・どぜうの会雅楽部が日中舞台芸術の競演に出演

 羽幌分教会とその部内教会の有志で構成する「どぜうの会雅楽部」(代表=関野保・苫前分教会長)は11月4日、羽幌町中央公民館で開かれた「日中舞台芸術の競演」に出演。当日招かれた中国民族歌舞団の演技の前に、日本の”伝統芸術”として雅楽を披零した。メンバー14人は、管絃と舞楽『蘭陵王』を演じ、400人の観衆から拍手を浴びた。

▼大阪・河枚雅楽会が国の史跡で演奏

 河枚支部の河枚雅楽会(代表=田中明・同支部青年会委員長)は11月2日、東大阪市の鴻池新田会所で演奏会を開いた。
 同会所は1700年代初頭に鴻池家が開発した新田(鴻池新田)を管理・運営していた所で、建物などが、国の史跡や重要文化財に指定されており、春と秋に一般公開されている。この観覧期間のイベントとして企画されたもの。
 240年ほど前に建築された本屋で、午前と午後の2回公演。訪れた100人近い観客を魅了した。

▼島根分教会雅楽部が小・中学校音楽会で演奏

 島根分教会雅楽部(代表=余村健・多古浦分教会長)の16人は11月6日、島根町民体育館で開かれた「第21回島根町小・中学校音楽会」で演奏した。
 小学校3校、中学校2校の生徒約300人が吹奏楽やコーラスを披露し、その後、雅楽解説と『越殿楽』などを演奏した。

 ★天理雅楽各地の動き
 『天理時報』11/10日号から
▼天理教校親里高校雅楽部第12回定期演奏会

 10月27日、天理市民会館で第12回定期演奏会を開催した。3年生が中心となり創作した新曲や、手作りの装束、文献をひもとき復元した舞楽「菩薩」など手づくり感あふれた演奏会。およそ500人のファンが詰め掛けた(10月27日、天理市民会館で)

▼雅梨会が高校の教養講座で演奏

 山梨区雅梨会(代表=三井勇・教区青年会委員長)は10月24日、甲府市の甲府湯田高等学校(学校法人・伊藤学園)の教養講座の一環として「雅楽コンサート」を開き、450人の前で雅楽を演奏した。
 雅楽の歴史や生活とのかかわりなどを解説し、『越殿楽』など3曲を演奏。続いて、クラス別に基礎的な実技レッスンを実施。同高校は、県下で唯一の「音楽科」があり、専門的な質問も出された。

▼雅音会が家庭教育セミナーで演奏

 愛知教区の雅音会(代表=清水明典・若名分教会長)は10月24日、名古屋市立上名古屋小学校(脇田美代子校長)で開かれた「親子で楽しむ古典芸能の集い」で、生徒やPTAなど約500人の前で雅楽を披露した。
 演奏の合間には楽器紹介を行い、体験コーナーでは実際に楽器を吹き、膏が出るたびに拍手がわき起こつた。

 ★天理雅楽各地の動き
 『天理時報』11/3日号から
▼天理大学雅楽部第34回天理公演

 10月25、26日の両日、天理市民会館を会場に開催された。今年のテーマは「相思千年・源氏物語2・若紫・若菜の巻」。千年の時を経て現代届く雅の音色を、多くのファンが楽しんだ。プログラムは伎楽『行道・獅子奮迅』、管絃:盤渉調『青海波』、謡物:催馬楽『葛城』、舞楽:高麗壱越調「落蹲(らくそん)」、太食調「太平楽」。写真は伎楽『行道・獅子奮迅』。暴れる獅子を鎮めようと、人々が祈りをささげる。この衣装は伎楽が伝来した飛鳥時代の素材・技法を用いて製作された(25日、天理市民会館で)

▼雅楽大合奏お供え演奏会

  天理教教会本部秋季大祭終了後、会場の本部第ニ食堂に続々と集まった参加者たちは、管絃盤渉調『越殿楽』など計3曲を演奏した(10月26日、本部第2食堂で)

▼雅鶯会が国際サミットのレセプションで演奏

   笠岡大教会の雅鶯会は10月18日、岡山県笠岡市で開催された「第7回グループホーム国際サミット」の高木直矢・笠岡市長による「レセプション」で、市文化連盟を代表して演奏した。
 このサミットは、痴呆症の治療や介護の研究者と全国の施設長が集まり、福祉先進国スウェーデンの医師らと最新の情報を交換し合うもの。
『越殿楽』 『陪臚』など雅鶯会の16人が演奏。参加者からは、1曲ごとに盛大な拍手が送られた。

▼浅草大教会雅楽部が小学校の創立記念式典で

 浅草大教会雅楽部(代表=長嶋真一・十條分教会長)は10月19日、東京都足立区の西新井第一小学校の創立50周年記念式典で楽人15人が演奏した。『越殿楽』、舞楽『胡飲酒破』を披露した。

▼雅明会が大学の文化実習で演奏

 四日市分教会の雅明会(代表=浅井弘・四日市分教会長)は10月14日、名古屋外国語大学体育館で、留学生を対象に管絃『越殿楽』『荒城の月』、舞楽『蘭陵王』など披露した。
 これは「日本文化実習」の授業の一環で、100余人の留学生に日本語と英訳のテキストを基に説明。『越殿楽』は、テキストの譜面通りに各管別に唱歌を披露し、続いて演奏。楽器紹介では、篳篥で『イエスタデイ』を披露し、喜ばれた。

▼鳥取雅友会が小学校とコンサート会場で演奏

 鳥取教区の鳥取雅友会(代表=藤田千里・佐自分教会長)は10月12日、鹿野町立鹿野小学校で「雅の調べと舞」と題して、小中学生と保護者などの前で演奏した。
 これは、災害救援ひのきしん隊の教区訓練を同町で実施するなど、行政とのかかわりが深かったことから、町教育委員会の主催で開かれたもの。
 翌13日には、境港市の境港シンフォニーガーデンでも演奏。「遥かなる悠久の調べ一平成のロマン」(境港市文化福祉団主催)と題して、12日に演奏した。管絃『柳花苑』、神楽『其駒』、舞楽『蘇莫者』に加え、『長慶子』三度拍子で披露した。

▼高松雅泉会が、かがわ国際フェスタに出演

 高松大教会の高松雅泉会(代表=川井茂・小豆分教会長)は10丹13日、高松市のサンポート高松を会場に開かれた、「かがわ国際フェスタ2002」(香川県、同国際交流協会など主催)の特設ステージで演奏した。
 これは、三木瑞恵さん(讃岐分教会長夫人)と親交のある国際交流協会のパトリック・スカンロン氏の熱心な要請により実現したもの。
 当日は、河野正教・高西分教会長の解説をスカンロン氏が英訳。楽人14人が『越殿楽』『陪臚』を演奏。終了後、外国人や女子高校生から「楽器をよく見せてください」「どこで習えますか」といった質問が寄せられた。

 ★天理雅楽各地の動き
 『天理時報』10/27日号から
▼北海道雅楽会が音楽教育研究大会で公演

 北海道雅楽会(代表=藤田文雄教区長)は10月11日、岩見沢市立光陵中学校で開催された「北海道音楽教育研究大会」で、代表14人が雅楽を披露した。
 これは、研究大会の高橋司・実行委員長が以前、岩見沢市の市民文化祭で南空知支部青年会の雅楽演奏を聴いたことから。同委員長から夕張大教会に申し入れがあり、「日本古来の音楽を学ぶ」という目的で、大会実行委員会から招かれたもの。
 当日は、『越殿楽』と舞楽『蘭陵王』を披露。会場には道内の約400人の小中学校音楽教師が集まり、熱心に聴き入った。
 北海道教区では道内の27の雅楽愛好団体が加盟して、去る9月に北海道雅楽会を発足。今後は情報交換、相互交流を通して技術の向上とたすけ合いを図ることにしている。

 ★天理雅楽各地の動き
 『天理時報』10/20日号から
▼大阪楽所がシンガポールで演奏会

 教友らが中心となって結成、運営している大阪楽所(楽長=中川英男・澱北分数会長)はこのほど、シンガポールで公演を行い、25人が参加した。
 これは、結成20周年記念事業として行ったもの。生駒大教会の布教拠点が、.25年にわたって現地で活動し、生駒ランゲージスクール(生駒語言学院)と星日文化協会との長年にわたる親交から、中川矩子・同大教会前会長の世話取りで、星日文化協会「文化祭」への出演要請を受け実現した。
 10月5日はオーディトリユームで聴衆250人、6日にはビクトリアシアターで聴衆1千人を前に公演。幕開けに『さくら』を演奏。続いて、管絃、舞楽を披露した。両会場とも、質疑応答が活発に交わされた。


▼北海道・日高雅楽会がサロンコンサート

 日高支部の日高雅楽会(代表=和田与志男・平取分教会長)は10月6日、平取町ふれあいセンターで「雅楽サロンコンサート」(平取町教育委員会、平取町文化連盟後援)を開催。 『其駒揚拍子』『荒城の月』『ふるさと』『越殿楽』の演奏などを披露した。
『其駒揚拍子』は、今年がうま年であることと、日高地方が馬産地でもあることにちなんで、春から練習してきたもの。また、楽服は支部婦人会の手作りで、観衆からは「きれい!」との声も上がった。観衆の一人は「ゆったりとした時間を過ごすことができた。舞を見るのは初めてで感激した」と話した。


▼北海道・空知支部雅空会が公民館で演奏

 空知支部雅空会(高橋洋治事務局長)は10月5日、赤平市公民館の自然体験事業”いろいろ探検隊”「古来の宮廷音楽にふれてみよう ザ・雅楽」に、3人の楽人が出演。解説を加えながら『越殿楽』『陪臚』 『抜頭』などを演奏した。
 また、参加した20人の子どもに楽器に触れてもらい、音の出し方や吹き方を教えた。子どもたちは音が出るたびに歓声を上げて善び、最後は子どもたちに感想を聞き終了した。


▼小学校で演奏 岐阜の田代保雄さん

 岐阜県郡上郡の田代保雄さん(43歳・郡上白鳥分教会長)は9月6日、白鳥町の大中小学校体育館で水口大教会の楽人3人と共に雅楽を演奏した。
 これは、3年生の総合的な学習の時間の「名人さんを探す」で、1学期に田代さんが篳篥襲名人として演奏したことから、再度の演奏依頼を受けたもの。
 当日は、体育館で『越殿楽』を演奏した後、楽器紹介。続いて、学校側からの要望により『ふるさと』を演奏した。その後、3年生の総合学習の授業で、楽器の吹き方を指導した。


 ★天理雅楽各地の動き
 『天理時報』9/29,10/6,10/13日号から
▼天理高求道部雅楽班と箏曲班が定期演奏会

 天理高校求道部の雅楽班と箏曲班は6日、同校講堂で第23回定期演奏会を開催。会場には大勢の聴衆が詰め掛け、設けられた200席では足りず、立ち見が出るはどの盛況となった。
 この演奏会は毎年、日ごろの練習の成果を披露しようと開かれているもの。特に3年生にとっては、これまでの集大成となる公演でもある。
 プログラムの前半は、雅楽班が舞楽『賀殿急』など計2曲、箏曲班が箏曲『飛躍』を披露。心地良い優雅な音色を会場に響かせた。
 休憩を挟み後半は、雅楽班の管絃『老君子』で再開。続いて、箏曲班が木村弓作曲『いつも何度でも』と、J・S・バッハの作品なども。この2曲は、「ポップスやクラシックを弾くことで、後輩たちに箏曲の幅を広げてほしい。琴を楽しんでほしい」(藤村ふみ班長)と3年生2人が選曲して挑戦。後輩たちに“メッセージ”を残した。
 この後、雅楽班が2曲を披露。最後の童謡『もみじ』は3年生のみで演奏し、会場から盛大な拍手が送られた。
 聴衆の一人、藤田洋美さん(54歳・城下分数会長夫人)は「素晴らしい演奏会だった。3年生の演奏は、今までの思いが詰まっているようで感激した」と感想を話した。


▼会津まつりで雅楽演奏 福島・会津支部青年会

 会津支部青年会の会津雅楽会(代表=山岸正治・奈与竹分数会長後継者)は9月23日、会津鶴ケ城本丸で行われた「会津まつり」の先人感謝祭で雅楽演奏を行った。
 今年で50回を迎えた「会津まつり」は22日から24日まで開かれ、市内を練り歩く「歴代藩公行列」を中心に、多くの観光客を集めた。感謝祭は、そのスタートを飾るもので、みやびやかな雅楽の音が、祭りに彩 りを添えた。雅楽会の出演は、会津若松市制施行100周年の平成11年からで、今年で4回目。


▼北海道で演奏 雅道会

 兵神大教会とその分離教会のメンバーで構成する雅道会(代表=清水與一・兵神大教会長)は、9月27日から29日にかけて北海道公演を行い、兵神、飾東、社、網干、加古、夕張の各大教会の雅楽部の100余人が演奏を披露した。
 同会は毎年、交流発表の場を持っているが、今年は5回目を記念して、夕張大教会が受け入れ、実施したもの。
 27日は札幌市の教務支庁で、海外公演の実績のある兵神芳楽会が演奏会を開き、舞楽『還城楽』などを披露。90人が熱心に聴き入った。
 28日午前は、岩見沢市立光陵中学校ホールで岩見沢市教育委員会主催の市民スクールの一環として140人の前で、合同での演奏と舞楽を披露。午後は夕張大教会で、聴衆250余人を前に、初心者を含む90人の雅道会会員が、各大教会ごとに演奏し、『大きな古時計』の即興演奏では会場から大きな拍手がわいた。  29日は、虻田町の洞爺湖文化センターで兵神芳楽会が演奏を披露した。


▼観月演奏会 中和大教会の雅友会

 中和大教会の雅友会(高橋正宏楽長)は9月28日、長野県上伊那郡箕輪町の木下公民館で、毎年恒例の「観月演奏会」を開催。受け入れ教会である箕輪分教会が、新聞への広告掲載やチラシを用いて広く呼び掛けをし、180人が来場。『越殿楽』『陪臚』、舞楽『抜頭』を披露した。
 演奏の合間に曲の解説や楽器紹介を交え、テレビでよく流れている東儀秀樹氏の曲も披露。舞楽では、勇壮に舞う舞人の姿に、一段と大きな拍手が送られた。


▼風流「観月」 附属高雅楽部

 天理教校附属高校雅楽部は9月25日、恒例の「観月会」を開催。おやさとやかた乾隅棟の吹き抜けには、子ども連れや若者など、多くの雅楽ファンが駆けつけ、風雅なひとときを楽しんだ。
 3年生にとっては最後であり、1年生にとっては初の単独公演となった観月演奏会。「帰参者に少しでもくつろいでもらおう」と部員らは畳を用意したほか、団子やお茶を振る舞い、かがり火を置くなど風情ある雰囲気を演出した。
 公演は舞楽『貴徳』で幕開け。緑色の禰襠装束に威厳ある面をつけて登場すると、鋭く矛を床に打ち据え、気品ある王舞を披露した。
 この後、管絃『青海波』、謡物『新豊』に続いて演奏された管絃『武徳楽』では上級生と共に1年生が初出演。拍子の取り方や音の強弱を把握するまでに時間がかかったという1年生も、自信に満ちた堂々とした演奏を繰り広げ、最後は舞楽『蘭陵王』で幕を閉じた。
 右方の高麗楽と左方の唐楽の2種類の舞楽と管絃、謡物といったさまざまな雅楽の顔を組み入れた今回の演奏会。神殿参拝の帰りに立ち寄ったという浅田幸伯さん(49歳・中讃岐分教会長)は「工夫された演出に加え、若さあふれる演奏に居心地がよかった」と話した。


▼JR尾道駅前で観月演奏会 備後雅楽同好会

 広島教区の備後雅楽同好会(代表=岡本好生・尾道分教会長)は9月22日午後7時から、JR尾道駅前ガーデンで観月演奏会を開き、400人余の聴衆に雅楽を披露した。
『越殿楽』『陪臚』『荒城の月』を演奏。連休中とあって観光客も多く、道行く人もしばし足を止めて、平安のロマンに浸っていた。


▼全国ボランティアフェスティバルで演奏 雅梨会

 山梨教区雅梨会(代表=三井勇・安都玉分教会長後継者)と少年会山梨教区団鼓笛隊クリスタルバンドは9月21日、甲府市の小瀬スポーツ公園で紀宮さまを迎えて開かれた「全国ボランティアフェスティバル」に出演した。
 クリスタルバンドは、オープニングパレードで入場し、特設ステージで演奏。午後は雅梨会が、紀宮さまの会場巡回に合わせて『越殿楽』と『陪臚』を演奏した。
 また、高校生主体の団体「甲斐緑隊」の甲州YOSAKOl班が武田節をアレンジした踊りに教友も参加。国内最大級のボランティアの祭典で、盛んな声援を浴びた。


▼名月観賞のタベで演奏 笠岡大・雅鶯会

 笠岡大教会の雅鶯会(谷内伸自楽長)の15人は9月21日、笠岡市立中央公民館大ホールで開かれた「名月鑑賞のタベ」(主催=笠岡市・同市文化連盟)に出演。大勢の観衆の前で雅楽を演奏した。
 これは、笠岡市制50周年・文化連盟結成40周年に当たり、芸能部門の第1回公式行事である「名月鑑賞のタベ」への出演依頼を受けたもの。同会が、市文化連盟に加入して初の公式行事公演となった。
 当日は、高木直矢・笠岡市長も来場する中、『越殿楽』と『陪臚』を披露した。


▼小学校で演奏 秋田教区・雅翠会

 雅翠会(代表=小松道男・東滝沢分数会長)は9月18日、地元の院内小学校の「ニコニコ集会」で、児童、職貞、父兄ら153人を前に演奏した。
 これは、院内小に木内会長の三女が在学していることから担任の依頼で実現したもの。
 当日は『越殿楽』などを演奏した後、楽器紹介や質問コーナー、体験コーナーを行い、舞楽『蘭陵王』を披露。同小校長からお礼のあいさつと児童全員によるお礼の合唱を受けた。


▼社協の催しで雅楽演奏 四日市分教会

 四日市分教会の雅明会(代表=浅井弘・四日市分教会長)の15人は9月15日、中央地区社会福祉協議会の依頼を受け、四日市市の「本町プラザ」で市長ほか250余人の聴衆を前に、管絃『老君子』『陪臚』、舞楽『蘭陵王』などを披露した。
『荒城の月』では演奏に合わせて歌いだす聴衆もいて、会場から大きな拍手を送られた。


▼観月雅楽演奏会 兵庫・長田支部

 長田支部雅楽クラブ(船田眞一楽長)は9月15日の夕方、JR新長田駅前の広場で、恒例の「観月演奏会」を開催。小学3年生から60歳までの20人が『五常楽急』『越殿楽』『荒城の月』などを、曲の解説を交えながら演奏した。
 演奏会終了後、広場の清掃ひのきしんを行った。


▼老人ホームで雅楽演奏 東京・練馬支部

 練馬支部の豊雅会(代表=鈴木眞・紀豊崎分教会ようぼく)は9月15日、中野区内の特別 養護老人ホーム「浄風園」で演奏会を行った。
 中野区長をはじめ、入園者とその家族、職員など約50人が雅楽の生演奏に聞き入った。

 ★雅楽翠篁会が練習場落成記念式典
 奈良県天理市 2002年9月26日

 9月26日、「雅楽翠篁会(ががくすいこうかい)」(代表=東儀俊美・元宮内庁楽部長)の練習場落成記念式典が、奈良県天理市の同会練習場で開かれた。
 同会は、民間への雅楽普及に多大な貢献を成した薗廣教(その・ひろのり、元宮内庁楽師、故人)氏が創設した「雅楽道友会」(東京都)で氏の薫陶を受け、後に帰郷した関西出身のメンバーらが中心となって結成。演奏会など雅楽の普及活動続けてきたが、今回、東儀俊美氏を会長に戴き、新たなスタートを切った。
 当日は、新築したばかりの真新し練習場で、舞楽『万歳楽』、『延喜楽』を、お祝いに駆けつけた百名あまりの来賓に披露。続いて、奈良プラザホテルでお祝いの宴が催された。
 同会では11月から、笙、篳篥、龍笛、右舞、左舞などの練習会の開催も予定している。

 
 ★天理雅楽各地の動き
 『天理時報』9月15日号から

▼南国雅龍会と繁藤雅陽会が教師の会で演奏
 南国雅龍会(代表=横田昌斉・久枝分教会長)と繁藤雅陽会(代表=坂本照仁・繁藤大教会長)は8月8日、高知県音楽教育研究会士長南国支部の共励会(世話人=池上恭一・南国市立香長中学教諭)に招かれ、演奏、解説を行った。
 共励会は、幼椎園から大学までの音楽の教師で構成。さまざまなジャンルの音楽の専門家を招き、それぞれの授業に生かそうと毎年開いているもの。
 当日は、楽器と演奏法、練習法の解説を交えながら、『越殿楽』、舞楽『迦陵頻』と『蘭陵王』を披露。さらに、参加者に興味のある楽器を選んでもらい、それぞれのパートに分かれて『越殿楽』の一部を練習し、会の締めくくりに合奏を体験してもらった。
 共励会の世話人は「私たち教師は、テープやビデオでしか知らない雅楽を、生徒たちに教えなければいけないというジレンマがあったが、こんな身近に雅楽を演奏される方々がおられ、心強い限り」と感想を述べた。

▼島ヶ原大教会雅楽部が地元婦人会で演奏
 島ヶ原大教会祭事室雅楽部(東幸夫楽長)は8月31日、京都府南山城村「やまなみホール」で開かれた「南山城村婦人会 サロンコンサート」(主催・同村婦人会連絡協議会)に楽人10人が出演、80余人の観衆の前で雅楽を披露した。
 これは、毎年開かれているもので、今年は「心のリフレッシュ」のタイトルのもと、同部に演奏の依頼があった。
 当日は、『越殿楽』『長慶子』などを演奏。合間に、楽長が分かりやすく雅楽の歴史と楽器紹介を行った。

 
2002年1〜8月2001年